物語は終わっても人生は続く

心で見なくちゃ、ものごとはよく見えないってことさ。

愛してください

何時も許可を貰わないと安心出来ない。僕は此処にいても良いのかな、誰かに必要とされているのかな、僕に会ったことで時間を無駄にしていないか、詰まらなくて退屈じゃないかとか、笑顔で冗談を言いながらも心の中では臆病に、何時もそう思っている。価値のない男だなんて思われたくないから、知識を身に付け、多くの人と会い人脈を作った。影響力のある人物にご機嫌を伺い相手の望む事を常に考えていた。だけど関係は対等であろうと思い、尻尾は振るような真似はしなかった。

嫌われたくないでも、好かれたいでも

なく、ただ愛されたいんだと思う。

僕を認めて欲しい、僕という存在を愛してほしい。

生存欲求に基づき、ただ寂しいから、誰かに近づき愛を乞い、人に懐いて自分の居場所を確保する。そんな猫のような生き方は、調子が良くて媚びをうっているように見えるらしい。

本当は僕も判っている、誰にも愛されてなんていないし、役割や使命を果たす道具として存在しているだけだ。都合の良いだけの便利屋だ。生きる意味としては有りだけど、幸せかどうかは微妙なのさ。

もう一度価値について想いを巡らせる。チャンスとロスについて、人々に利益をもたらす関係性について整理する。確率と統計、事実にあたり客観的な視点を持ち意志決定を行う。感情は置き去りにして、より失敗しない確実な選択肢を選ぶ。情緒に流された論理破綻は愚者の行動だと思う。

僕は何も持っていない、無くした何かを取り戻す為に生きているわけではない。

答えなんて無いけど、論理と情緒の自己矛盾を両手に抱えて愛を求め愛想笑いを浮かべる日々だ。

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