物語は終わっても人生は続く

心で見なくちゃ、ものごとはよく見えないってことさ。

劇的なまでに普通の話

人生において劇的なことは何もない、悲しい気分の時にもレクイエムは流れず、淡々と時間は進んでいく。

時間として30分程度、事務的に話し合い、書類に自筆でサインをした。

2時間ドラマのように伏線もサスペンスなく、現実は味気ないほどあっけなく進む。恫喝されることもなく全ては予定通り終わった。プロの仕事には無駄がない。

僕は失うものに惜別の情を持たない。物でも人でも、壊れたら直すか捨てるで、自分の価値に見合うかどうかで判断する。

執着は危険な思考で、今回の事件もタイトルと簡単なコメントを記載したラベルを貼って、心の棚にとりあえず仕舞っておこうと考えている。

生きていれば可能性だけは広がる、過去に死んだ後の記憶は無いから、良く知らない場所に行くのは気遅れするよ、それに知り合いの女の子達に冗談を言えないのは寂しいからね。

泣き言は言えない、自分で選んだ道は否定できない。ただ自分の生き様を他人から揶揄されたくはない。僕がどんな人間なのかは大きなお世話だし、噂なんて嘘ばかりだから。

僕は負け犬だけど遠吠えはしない、そもそも犬でもないから尻尾を振らないし、餌をくれて頭を撫でる飼い主なんて欲しくもない。

卑屈にならず堂々としていよう。住む家もあるし、食に困ることもない。

今日はもうすぐ終わり、明日からはどうやら普通の生活に戻れそうだ。生きている限り人生の最期には笑いたいから、可能性がある限り夢を見て、淡い夢を語ろうと思う。

ほとぼりが覚めれば、誰かがまた、ろくでもない話を持ってくるはすだ。結果はどうであれ命がある限り、自分の能力が及ぶ限りチャレンジしようと思う。懲りないのは僕の持ち味の一つだ。今はそのうちなんとかなるだろうって気持ちさ。

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