物語は終わっても人生は続く

心で見なくちゃ、ものごとはよく見えないってことさ。

無理やりの無理はしていない

風邪を引いて声がかすれて、喉が痛い。でも夜の街に繰り出して、誰かと会って話をすることは止められない。僕は何時死んでも悔いはないから、多少のことなら無理をする。

実は女の子と過ごす時間より、ろくでもない危険な話を持って来る男達と会う時間の方が多く回数も多い。生業としている仕事の付き合いよりも、熱くて濃い人間臭い男達、そんな奴らとたわいのない儲け話をするのは楽しいから誘いを断らない。欲得ずくのシンプルな人間関係は立場がはっきりしているから、わかりやすい。持っている金やコネが価値である。

凡庸な人間だけども退屈だけは嫌だな、楽しくないのは寂しくていけないね。独りになりたくない、賑やかな場所で笑っていたい。

業が深い俗物だからこそ、迷惑をかけて自分をアピールしている、僕は此処にいるよ、ねぇ構ってほしいと甘えている。

それが本当の自分なのか、作られた姿なのかは僕にも分からないし、それにどう思われようと関係ないよ、くだらない男だと嫌われるのは慣れている。