物語は終わっても人生は続く

心で見なくちゃ、ものごとはよく見えないってことさ。

公園のベンチは湿っていて雨の匂いが染みついていた

面倒くさい親父達との饗宴を終えて、独り優しい気持ちで夜風に吹かれていた。雨の季節特有の湿った風がジャケットの裾を揺らす穏やかな夜だ。気持ちが良いから口笛を吹いた。なぜかKANA-BOONの「ないものねだり」だった。

公園のベンチは帰る場所を見つけられない男や、自分達が世界の中心に存在すると疑わないカップル達が等間隔に座り、小さな世界を作り出していた。

美しい調和とリアルな現実、今宵は全てを愛おしく受け入れた。なぜなら僕は機嫌が良いからさ。好ましき小さな秩序に、僕は星の王子様が暮らしていた小さな星を思いだす。

「もし、君が、午後の四時に来ることになっていたら、三時ごろからぼくは嬉しくなる。そして時間がたてばたつほど、ぼくはどんどん幸せになるだろう。

四時になっても君が来なかったら、もう心配で心配で、仕方がなくなる。
幸福っていうのがどんなものか、ぼくは知ることになるだろう。」

僕も明日こんな気持ちで君を待つのだ。

明日が楽しみだ、沢山笑って、料理を美味しいと楽しんで、水面に写る東京の街を見ながらゆっくりと川辺を歩くのだ。

想像するだけで幸せな気分になるよ、ラブリー、君といるだけで素敵な夜が約束されている気がするね。

本当に何時も助けてくれてありがとう、心より感謝しているよ。