物語は終わっても人生は続く

心で見なくちゃ、ものごとはよく見えないってことさ。

雨の朝に思う

雨音に目が覚める程気持ちは尖っていた。

誰もが彼女の死を悼み、助けられなかった無念を胸に宿し眠れない夜を過ごしていた。

悲しみと怒りはさざ波のように伝搬し心を揺らし続けた。

憎悪と憤怒が体を満たす前に諸悪の根源である怪物を排除しなければ、気持ちは収まらないのだ。

情報を元に相関図を作り人間関係を把握した。協力者と連絡を取り準備を整えた。

まずは身内で感情を突出させ間違った敵を見つけた者を懐柔し手の内に入れることが最優先だ。

「やるからには本気でやれ」とオヤジに背中を押されたからには覚悟は出来ている。

何時かは言えないがその時が来たら行動あるのみだ。

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