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物語は終わっても人生は続く

心で見なくちゃ、ものごとはよく見えないってことさ。

真実と事実

事実とは起こった現象を記録に基づき、ありのまま伝えることだと思っている。そして真実は個々が信じる結論に沿って好みの素材を集め作った作品だと僕は思う。

僕は今ある事件に巻き込まれている。自分が事実として認識しているものも、バイアスがかかって本当の事であったかどうか自信がない。現象について皆、自分が信じたいことが事実であると誤認している。関わった人間の数だけ真実があり、名探偵コナン君には悪いが、真実はいつもひとつではない。ましてや事情も分からぬ正義感に溢れたお人好しや他人の不幸を喜ぶ興味本位の野次馬達は、面白可笑しく真実を弄ぶ。

あの日生じたつむじ風が小夜嵐に代わり事件は起きた。大嵐になるかどうかは今後の展開次第だ、これから相手がどう行動を起こすかを予測し、問題が大きくなる前に対応するだけだ。最悪の事態を想定し最善を尽くすのは危機管理の鉄則だ。自分の能力の及ぶ範囲において、仇名す敵を迎え撃つしかない。 

尊敬すべきニーチェは言った「怪物と闘う者は、その過程で自らが怪物と化さぬよう心せよ。おまえが長く深淵を覗くならば、深淵もまた等しくおまえを見返すのだ」

僕は人間として怪物と闘う。決戦を前に心に強く刻むことは、後々振り返った時に後悔しない様、自分の言葉や行動に信念を持って対応することだ。

出来ることは自分の知るべき事実を手掛かりに、彼女の無念を晴らすことだ。いずれ事件が世に出るか沈静化して地下に戻るのか余談は許さないが、それを解決する事が僕の使命であるならば命を懸けて闘うだけだ。

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