物語は終わっても人生は続く

心で見なくちゃ、ものごとはよく見えないってことさ。

ねぇ少しの間手をつないでくれないか

温もりを感じると安心するから、同じ体温になるまで手を繋いでおくれよ。僕は疲れてしまってヘトヘトなんだ。あらゆる人間関係に、存在することの軋轢に疲弊し擦り切れて肩を落として電車に揺られている。願いはゆっくりと安心して眠ることだ。君の胸に鼻を押し付けて甘えて頭を撫でて貰いたい。

叶わぬことを諦めきれない僕は駄々っ子みたいで恥ずかしい、意地になるようなことでもないのに、何にこだわっているのだろう。自分にも解らない、僕は何でも知っている訳ではない。

寂しいと誰かに会いたくなるけど、寂しすぎると誰にも会いたくないって思う。薄いガラスに包まれた無垢な心が所々割れて刺さって痛いんだ。だけど弱っているところは見せたくないから平気なふりをしている、誰も気にしてないのにね、可笑しな人だろ。

もし君に憐憫の情というものが有るのなら、泥のように眠ろうと願う僕に子守歌を歌ってくれないか、添い寝をしながらゆっくりと優しく背中を叩いてくれないか、僕は子猫のようにクークーと甘えたいんだ。大人なのに可笑しいだろ、孤独とはこんな感情を胸に留めて生きることなのだ、勿論、平気な顔をしながらね。