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物語は終わっても人生は続く

心で見なくちゃ、ものごとはよく見えないってことさ。

Life

真夜中の街の静さ、漆黒の空に穴が空いたように星が煌めく、木星とベガ、夏の星座が見え始めている、風に乗って遠くから君の声が聞こえたような気がした。

結局、あなたは誰のことが好きなの。

笑顔が素敵で可愛い女の子が好きなんだ、だから君が好きってことさ。

嘘つき、あなた誰にでも優しいから他の娘にも同じこと言っているのよ、きっと。

確かに世の中には様々な女の子がいる。魅力はそれぞれで、美しさもスタイルも笑い方もみんな違う、僕とデートする女の子は可愛くて愛おしいお姫様なんだ。そして人と会うことで僕は知らないことを学ぶことが出来る。だから君に感謝している、それに今目の前にいるのは君だろ、だから君のことしか考えられないよ、本当さ。

なんか騙されているみたいね。沢山の女の子と秘密を持つことに罪悪感を抱くことはないの。

あまり考えたことはない、僕は厭世的で人格が破綻しているからかな、理屈で感情を押さえることは、人間社会が作り出したまやかしさ、宗教や教育は権力者が管理し易い人間を作り出す手段だろ、僕は枠には嵌りたくないんだよ、それにお互いに愛があればそれで良いだろ、何も悩むことはない。

あなたが言うと本当のように聞こえるからずるい人ね。

納得しないなら、君は僕を嫌いになれば良いだけだよ、そうやって去って行くのが倫理観を持った立派な人間なのだろ、僕は追いかけないよ。寂しいけど分かり合えなかったってことさ。

あなた、私の気持ちを知っているからそんなことを言うのね、私はあなたの幸せしか考えていないのよ、悪い人ね。

ありがとう、僕もそうだ、ただこんなことに付き合わせて申し訳ないと思っている、僕は誰かの人生を台無しにするようだ。僕に会わなければ君はこんな気持ちになんて成らなかったろ、ごめんね。

謝らないで私が選んだ事よ、自分を悪くいわないのよ

 彼女は何時も優しく正しかった、そして僕を理解してくれた人だった。流れ星が落ちていく空の先には彼女の住む街がある。僕が生きている限り彼女のことを考えない日々はない。

 

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