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物語は終わっても人生は続く

心で見なくちゃ、ものごとはよく見えないってことさ。

耳元で囁くように静かにゆっくりと

もし僕に愛について語る時間を与えてくれるのなら、僕の信じる愛の形について伝えたい。愛は静かな信用だと僕は思う。親しいという気持ちから築き上げられる心の形なのだ。愛とは本当に、本当に本当に誰かの幸せを願うこと、或いは全てを受け入れ、相手の人生の安寧を思うことなのだ。何が出来るかではなく、相手の存在を生活を、かけがいのないものだと願い心を配ること。

そして、失いたくないと思う気持ち。君を失望させられるか、泣かせられるか、さようならと言えるか、うそをついて傷つけられるか、僕にはそんなことは出来ない。愛する気持ちは軽率で浮ついた感情ではない、相手の事を思いこの身を炎の中に投げ込んで寒い夜を暖めること、夏の日差しを避ける庇になって灼熱の太陽に焦がされること、そんなささやかなことを気付かれずに行うこと。僕に出来ることはこれぐらいだ、僕の愛についての見解はこんなところだ。ねぇ君が知っている愛の形は僕と同じなのかな、違っているのなら教えてほしい。君の信じる愛の形を受け入れ、僕は完全無欠な愛を完成させたいと思っている。ご承知のように僕は何時も本気でそう思っているんだ。