読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

物語は終わっても人生は続く

心で見なくちゃ、ものごとはよく見えないってことさ。

言葉と気持ちは一致しない

君と会っている時も会わない時も、嘘偽りのない心の内側では何時でも愛の言葉を叫んでいた。誰よりも君が好きだ、大好きだ、本当に好きなんだ。君が微笑むだけで足元の地面が裂けて奈落の底に落ちる感覚だ。自分が墜ちていくのか飛んでいるのか解らず全て君に吸い込まれていく。僕はコントロールを失っている。でもそうは見えないのが人生経験と大人の余裕というものさ。

僕の気持ちは君に伝わっている、君の気持ちは…

君が望むのなら、全てを与え全てを失おう。君の為になら進んで悪になる。世界中の綺麗な花を贈るように君を慈しみ、出来る限りの力を使って君を悲しませるもの、悩ませるものをこの世から消し去ってあげる。

でも、実際できることは目の前の害虫駆除ぐらいかな。

愛してくれとは言わない、ただ君を愛し続ける僕の意志を尊重してくれ。

そんな言葉を胸を張って言えたら良いのに。

僕は君を悩ませないように、君を好きに成りすぎないように想いを控えているんだ。

君のことを意識しないように仕事に打ち込んだり、他の女性の話をしたりして、君には気のないふりをしている。君に気持ちが惹かれていかないように、君が僕に振り向かないように近すぎた距離を調整して、君を奪い去らないように我慢しているのさ。それは寂しいけど、僕の使命なのさ、君は大切な人だから、人生を狂わせたくない。僕はまだ引き返せる。

そうはいっても君に好きになって貰いたいな。君の前ではフラットでニュートラルな自分でいたい、年齢も立場も忘れて飾ることも自分を誇ることもなく、ただの一人の男として一緒にいたい。

君はそれを許してくれる心の豊かな人で、垣根を設けず僕の話を聞いてくれる理解者だ。そんな君に甘えている。

君が僕の住むこの世界にいる限り、愛しいよ可愛いねって100万回告げるつもりで君に会いたい。君はそんな僕を微笑みながら受け入れてくれるのならば至上の幸せだ、この世に生まれてきた意味がある。なんて思っているのさ、馬鹿な男だよ。