読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

物語は終わっても人生は続く

心で見なくちゃ、ものごとはよく見えないってことさ。

僕が部屋に入って来た時に笑い声は途絶える

声は聞こえない、心も通じない

叫びは届かず、振り返りもされず、夜の闇に取り残された。

僕を残してバスは出て行った、誰も僕の存在なんて忘れてしまって、隣に座っていた人でさえ、居なくなったことに気付かない。そんな寂しさは伝わらず、微笑みながら涙を流さずに泣いている。

自分本位は僕も一緒だ、誰かに求めてばかりで強がりを言って困らせ、呆れられる事を理解している。なりふり構わず必死に気を引こうと道化る僕は惨めだな。信じる生き方とは全く逆だから、苦笑いをしているんだ。

眠れぬ夜に過去からの銃弾に打ち抜かれ、身体に空いた穴を抑えて、自分が外側へ流れ出すのを防いでいる。砂時計みたいに加速度をつけて堕ちる心。自分が空っぽになる事への恐怖に、首を絞められ息が苦しい。

もうすぐ尽きて心を無くす日は近い。僕は僕ではなくなってしまう気がする。

いっそ朝日を浴びて砂になれば良いのに、望みは叶わず、誰かを頼り傷つけて、煙たい奴だと疎んじられる日々が続いて行く。