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物語は終わっても人生は続く

心で見なくちゃ、ものごとはよく見えないってことさ。

むしゃくしゃしてはいない

誰でも良かった、ただ周りにいたからという理由だけだ。僕の器量では世界は救えず、日本経済の減退を踏み留まらせることも出来ない。偶然に僕の目の前にいた人に向き合い心を割いて、分け隔てなく出来る限りのことを行ってきた。毎日自分の中の何かを配り、相手から貰ったものでさえ、足りないという人に与えた。僕は世界を変えられる人物でも大局的な観点で社会を語れる立場でもない、最末端で汗をかき、現場で起こる問題を素早く解決する事だけに力を注いでいる。その中で感謝もあれば当然だと僕の気持ちを弄ぶ輩もいた。何をしたかではなく、何故そうしたのかを考えないと、人の心なんて分からないものだ。行動の理由と起こった事実を積み重ねて問題解決に誘うように助言をする。よくある比喩だが、馬を川まで連れて行くことは出来るが、そこで水を飲むのは馬の気持ち次第だ。此処までは誰でも行うべき役割で、馬が水を飲むまで待っているのが僕のスタンスであり真剣さなんだ。仕事に対しても人に対しても手を抜かず相手の心を叩いている。なかなか響かなくても僕は諦めない、僕の叩き方が下手くそだからだ。繰り返し伝わるまで真っ直ぐに真摯に心を込める、それが僕の使命なのだと強く信じている。こんな破滅的で厭世的なダメ人間が、どうにか社会生活を送っていられるのは、偏に手加減が出来ない生真面目な性格だからだと思う。人生は短いけど深く趣に溢れている。生きているうちにしか感動は出来ず、喜怒哀楽に身体を振るわせることもない。明日があるのは明日を信じるからで、今日当たり前のように朝日を浴びることができたのはただの偶然だ。何時も大袈裟だと思うだろうけど、明日生きてる保証はどこにもないんだよ、儚いからこそ真剣に自分に恥じることなく生きることが必要なんだと思う。