物語は終わっても人生は続く

心で見なくちゃ、ものごとはよく見えないってことさ。

あと何が出来るだろう

僕に残され限られた時間の中で、何が出来るのだろうか。心残りが無いように会いたい人達に会って、将来の夢を語り果たせない約束をした。家族と話す時間を増やし、金融資産を整理し財産分与の割合を決めた。やり残しが無いように仕事をまとめ、密かに引き継ぎ書を作成した。人には優しく接して機嫌よく笑った。終わりの日が明日なのか半年後なのかは分からないけど、もうすぐ僕の世界は瓦解する。そのことだけは確信している。生身の身体は不自由だな、全てを受け入れて覚悟はしているのだが、知らない場所に行くのはちょっと気が乗らない。でも懐かしい人達に再び逢えるなら楽しみだ。