物語は終わっても人生は続く

心で見なくちゃ、ものごとはよく見えないってことさ。

憤怒と諦念

朝目覚めてまた生き延びた事を確認し深くため息をつく。身体から放出された黒い霧で世界は一瞬闇に染まる。スーツを着て靴を履き、与えられた役割を果たすため奴隷の人生を今日も生きる。もう、誰にも良い人間のふりをすることは辞めようと思う。自分の意思をねじ曲げられて、望まぬ人生を歩んでいる、自分が忌み嫌う奴らと笑い合い軽口を言う 冗談みたいな毎日だ。僕には敵もいないが味方もいない、素養のない馬鹿に囲まれて馬鹿のふりをしているだけの人生だ、何の為に生きている、金を稼ぐ為だけに、自分の欲求を果たすために、暇を潰すだけに君達は生きているのか、覚悟のない奴は近づくな、僕を煩わせないでくれ。そんな気分で見上げた空は蒼く澄んでいて涙が出そうだ。悪人は一人もいないことは判っているのだけど。

 

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