物語は終わっても人生は続く

心で見なくちゃ、ものごとはよく見えないってことさ。

猫になりたい

猫になってしまえば、誰の目も気にせずに

ずっと寄り添っていられるのに

僕がそう言うと君は

 

「ねこは何もいわずに語る

 はげしく愛して

 ゆっくり眠る」

 

そうだ、僕だけが猫になって君の膝の上で

丸くなるのもいいな、凍える冬を過ごすには最良の場所だね

 

「ねこは生きたいように生き

 ゆきたいところへ

 すばやく走る」

 

それは誰かの言葉なの、

「詩人の言葉よ、

 きみはねこのともだちですか

 って詩」

そういって、彼女は背伸びをして

お腹を押さえ

「なんだか、お魚が食べたい気分」

 と呟いた

 

 

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